北京の九壇といえば、社稷(しやしょく)壇、祈穀(きこく)壇、天壇、地壇、日壇、月壇、先農坑、太歳壇、先蚕壇である。この九つの壇はいずれも明、清の皇帝が各種の祭儀を行ったところだ。社稷壇は、明の永楽十九年(一四二一)に建てられた。今の天安門の西側、中山公園の中にある。毎年春秋、皇帝はここで土地の神と五穀の神を祭った。祈穀壇は、明の嘉靖年間(一五二二~一五六六)に建てられた。今の天壇公園の中にある。毎...
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北京の九壇といえば、社稷(しやしょく)壇、祈穀(きこく)壇、天壇、地壇、日壇、月壇、先農坑、太歳壇、先蚕壇である。この九つの壇はいずれも明、清の皇帝が各種の祭儀を行ったところだ。社稷壇は、明の永楽十九年(一四二一)に建てられた。今の天安門の西側、中山公園の中にある。毎年春秋、皇帝はここで土地の神と五穀の神を祭った。祈穀壇は、明の嘉靖年間(一五二二~一五六六)に建てられた。今の天壇公園の中にある。毎...