いまから千年まえの火葬した骨灰を埋葬した西夏墓がこのほど、寧夏回族自治区の賀蘭山の東麓で、初めて発見された。この墓は磚(レンガ)作りで、長さ六八センチ、幅、高さとも五〇センチである。墓内からは一つの壊れた陶磁罐と完全に焼かれていない骨片が出土した。関係史料によると、西夏の党項族には火葬の風習があるとされていたが、これまでは考古発掘による証明がえられなかった。この骨灰を埋葬した西夏墓の発見によって史...
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いまから千年まえの火葬した骨灰を埋葬した西夏墓がこのほど、寧夏回族自治区の賀蘭山の東麓で、初めて発見された。この墓は磚(レンガ)作りで、長さ六八センチ、幅、高さとも五〇センチである。墓内からは一つの壊れた陶磁罐と完全に焼かれていない骨片が出土した。関係史料によると、西夏の党項族には火葬の風習があるとされていたが、これまでは考古発掘による証明がえられなかった。この骨灰を埋葬した西夏墓の発見によって史...