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Your search : [ author:写真·文 何竜盛] Total 488 Search Results,Processed in 0.053 second(s)
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271. 新しい事業を意欲的に展開 私立「観復古典芸術博物館」
一九九六年末、北京に初の私立博物館が四館誕生した。その一つが、陶磁器や明清時代の家具のコレクターとして有名な馬未都さんの「観復古典芸術博物館」。書画骨董の街·琉璃廠にあり、古い建築様式を再現した地上二階、地下一階の建物で、面積約四百平方メートル。国立の博物館より小さいのは当然だが、「小さく、親しみやすく」というのが馬館長のモットーだ。「観復」という館名は、『老子』の「万物并(なら)び作り、吾れ、以
Author: 写真 文·魯忠民 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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272. 安らぎの村へようこそ 四川省·農科村の観光開発
南陽に諸葛の廬(いおり) 西蜀には子雲の亭あり―。四川省郫(ビー)県の農科村は、西漢(紀元前二〇六年~紀元二三年)の儒家楊子雲のふるさとだ。今では「鮮やかな花が咲き誇る村」「塀なき農民公園」として全国にその名を知られている。四川盆地はその恵まれた土地と気候条件から、千年の昔から「天府の国」と讃えられてきた。成都市の北西約二十キロの場所にある農科村の人々は、川西平原に点在するほかの農村と同じく、その
Author: 写真·文 劉世昭 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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273. シーサンパンナ·ダイ族 水しぶきに祈り託して
熱帯雨林の緑がむせかえるような雲南省·シーサンパンナは、旅人の心を魅了する土地だ。そこに暮らす少数民族の一つがダイ(傣)族。ダイ族の暦で六月下旬から七月初め(太陽暦では四月中旬)は、新年の始まりにあたり、彼らは年中行事のうち、これを最も重視する。新年は、彼らの言葉で「サンカンビマイ」、通称では「水かけ祭り」とも呼ばれる。もともと「水かけ祭り」は、新年の行事のうちの一つだったのだが、独特の祭りが次第
Author: 写真·文 成衛東 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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274. タシコルガン·タジク族 高原を彩る婚礼の日々
新疆ウイグル自治区カシュガルから、バスに揺られ約八時間。私たちはタジク(塔吉克)族の故郷、タシコルガンにようやくたどり着いた。人口二万七千人、海抜四〇〇〇メートルのパミール高原に位置する小さな町だ。タシコルガンは、タジク族の言葉では「石の城塞」を意味する。だが約二千年前、彼らの祖先が石で築いた楕円形の城塞は、すでに跡形もなく、遺跡の上を旋回するタカの姿だけが目についた。町を歩くと、出会うタジク族は
Author: 写真 文·劉思功 Year 2000 Issue 7 PDF HTML
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275. 華僑の郷に息づく求知の心 雲南省·和順郷
集落を取り巻くように流れる清流。川辺には歴史を感じさせる古い東屋が建ち、洗濯や菜洗いに精を出す女たちの笑い声が風に運ばれてくる。彼女たちの色とりどりの装いが目に鮮やかだ。川面には、柳をかすめながら滑るガチョウの群。ここは雲南省·和順郷。先月号でご紹介した騰沖県の南四キロほどの場所にある。静かなる華僑の郷和順郷はもとの名を陽温暾村と言った。和順とは「雲湧吉祥 風吹和順(雲湧くは吉祥なり
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 7 PDF HTML
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276. 浙江の山中に清代の大邸宅群
浙江省もずっと南の山岳地帯、松陽県の石倉という村落の川沿いに、清代のものという邸宅十八戸が、約五キロにわたって連なっている。大きな家は、敷地三千二百六十平方メートル、中庭が十八、客殿が九棟、大小の部屋が百二十九室もある。この家に、最も多いときは六十世帯、二百人以上が住んでいたこともあるという。住民のほとんどは、二百五十年ほど前に南の福建地方から移住してきた、闕氏(けつ)の家族だ。この一族から、貴顕
Author: 写真·文 劉世昭 Year 2000 Issue 8 PDF HTML
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277. 鞏俐と「息子」の愛
赤の他人同士が偶然のきっかけでかたく結ばれることは、この世に少なくない。広州市のろうあ学校に通う十二歳の高炘は『漂亮媽媽(僕のきれいなお母さん)』の主役に選ばれ、有名女優·鞏俐と知り合った。そして映画の中で親子を演じているうちに、二人の間にはまるで本物の親子のようなきずなが結ばれた。「私とあの子はお互いに愛しあっています。それこそ、縁というものでしょう」と鞏俐は感慨深そうに語った。北京、遼寧飯店で
Author: 写真 文·程鉄良 Year 2000 Issue 8 PDF HTML
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278. 浙江省渓口―人と自然と郷土の味
渓口は浙江省奉化市にある小さな町。港町として知られる寧波から車で四十分ほどの距離にあり、「長江デルタの奥座敷」と呼ばれてきた。寧波を訪れる人が必ずといっていいほど足を伸ばす見所の多い町だ。名山名刹に楽しむ渓口には雪竇山(シュエドウシャン)という名高い山がある。最も高い峰が乳房に似て、山中にある岩穴から雪や母乳のような白い水が湧き出ている。ちなみに雪竇山の「竇」は「穴」の意味だ。四明山の支脈にあたり
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 8 PDF HTML
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279. 恭王府花園
恭王府花園は、西城区什刹海のほとりの柳蔭街にある。平安大道沿いにある北海後門から、北に歩いて15分ほどの距離だ。恭王府花園は、乾隆帝の寵臣で大学士でもあった和坤の邸宅庭園として1785年に完成。和坤が汚職の罪で獄につながれた後に皇家に接収され、乾隆帝の第17子、慶王永嶙に下賜された。その時は慶王府と呼ばれたが、まもなくこの邸宅は恭王奕忻のものになり、恭王府という名が定まった。皇族の邸宅庭園としては
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 8 PDF HTML
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280. 珍珠湖
北京市西部の門頭溝区にあるダム湖で、食用の貝が豊富に採れることで知られている。全長9.5キロの細長い湖で、両岸には険しい山がそそり立っている。上流部の向陽口村から放水口に近い「大壩」に至るまで、湖水は澄み渡り、水と山の織りなす風景は見応えがある。休日に足を伸ばして気分転換するには、もってこいの場所だ。湖はボート区、川下り漂流区、釣漁区に分けられ、ボートを漕ぎながら景色を見るもよし、魚釣りに興じるも
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 8 PDF HTML