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Your search : [ author:写真 劉世昭] Total 3479 Search Results,Processed in 0.094 second(s)
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2531. 癒しと発展をつなぐ農村観光
美しい白洋淀何群征さん(六十五歳)は河北省白洋淀王家寨の人である。白洋淀に住む多くの人々と同じように、魚を捕ることが数十年来の生活の全てだった。だが近頃はもう魚を捕らず、毎日木製の小船に往来する観光客を乗せ、白洋淀の葦の間を行き交う。何さんにとって白洋淀はこの世で最も美しい場所だ。春には、もえぎ色の葦が伸び始め、小高いところに立つと、縦横に走る水路や大小形も様々な沼が見渡せる。夏には、葦が人の背よ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 11 PDF HTML
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2532. 新疆ウイグル自治区博物館 新疆の彩色婦女泥俑群
「彩色婦女泥俑群」は、一九七二年、新疆·トルファンのアスターナ古墳群で出土した。トルファンは中国で気温がもっとも高い地方である。また古代の西域文明の遺跡がもっとも多い地方でもある。高昌故城、交河故城、アスターナ古墳群、蘇公塔、ベゼクリクの千仏洞、カレーズ(地下水路式灌漑施設)などがそれである。トルファン市の東、四十二キロのゴビ砂漠にあるアスターナ古墳群は、古代高昌国の高昌城近くにある官民共用の墓地
Author: 写真=王露 文=魯忠民 Year 2004 Issue 11 PDF HTML
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2533. 古代シルクロードを渡る新しい風
北京から東京までは現在、飛行機で約三時間半がかかる。しかし、北京から西へ、新疆ウイグル自治区(新疆と略称)の区都·ウルムチまで行くのにも、空路三時間半がかかるのだ。飛行機は広大なテンゲル砂漠を越えていった。この空間は、中日両国の距離よりも、さらに大きく感じられた。飛行機の左翼方向に、真っ白な雪をいただく山々が現れたとき、客室乗務員がアナウンスで「この天山山脈を越えると、ウルムチに到着します」と教え
Author: 王衆一 侯若虹=写真·文 Year 2004 Issue 12 PDF HTML
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2534. 四次元空間
地下鉄、国際貿易センター駅を足早に行くビジネスマン。北京の街の中で、一番時間が早く流れているのはこの近辺かもしれない。中国は一昨年、世界一の携帯電話市場、世界第二位のパソコン市場になった。都市部の発展とともに、中国の時間は急速に動きだしたように感じる。古い町並みの残る胡同(フートン)を、幼いころの記憶をたどるように歩いていると、路地一つ挟んで、ここは、ロサンゼルス?
Author: 写真·文 佐渡多真子 Year 2004 Issue 12 PDF HTML
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2535. 貴州省博物館 琴を弾く陶俑
貴州省博物館貴州省博物館は、中国の省クラスの総合的な博物館である。貴陽市の北京路にあり、1953年に建設準備が始まり、1958年に開館した。敷地総面積は1万9300平方メートル。収蔵されている文物や標本は6万点以上ある。収蔵品を自然科学と社会科学の2分野に分けると、自然科学分野は主に古生物の化石、古人類の化石と文化的遺物、動植物の標本からなっている。社会科学分野は主に考古、歴史、民族の三大部分から
Author: 写真=王露 文=魯忠民 Year 2004 Issue 12 PDF HTML
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2536. 山に林を取り戻そう
何雲華さん(三十八歳)は、雲南省の鶴慶県黄坪郷新坪村の農民である。二人の子どもを持ち、両親と同居していて、隣の家には兄夫婦が住む。昨年、家の表門を一万元以上(一元は約十三円)はたいて新しくし、絵が描かれたタイルを飾った立派なものにした。この貧しい山村で一万元といったら大金だ。何さんの庭のあちこちには、収穫したばかりのトウモロコシが干してある。家の中には、飼料用に挽いたトウモロコシの粉が積んである。
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 1 PDF HTML
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2537. 幸せ願って年を越す―春節
春節はもともと、四千年前の夏王朝の時代に始まった夏暦の正月元旦のことである。辛亥革命後の一九一二年、中国は太陽暦を採用し、一月一日を元日として新年の始まりとすると同時に、陰暦の一月元日を春節と定めた。春節は、中国では一年中でもっとも盛大で、にぎやかな祝日である。休みの期間は、法定休暇の三日間に前後の土、日曜を振り替えて加え、合計七日間の連休とする。農村では、春節前後の一カ月ほど賑やか日々が続く。春
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 1 PDF HTML
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2538. 車で楽しむ生活を提案
昨年七月、北京のブックスタンドに『Curu Magazine(楽在車中)』が登場した。中国では毎年、数百種の雑誌が創刊され、そして数百種の雑誌が姿を消していく。そんな並みいる雑誌たちの中、多彩で美しい写真、目を引くレイアウト、そして車社会を楽しむための生活情報を提供するなど、『Curu Magazine』はしっかりとその個性をアピールしている。これは中国語の雑誌であるが、立ち上げたのは日本人である
Author: 文=賈秋雅 写真=原絢子 Year 2005 Issue 1 PDF HTML
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2539. 吾(われ)、六十にして人生楽しむ
様々な老後生活北京林業大学の行政管理部の幹部であった劉雲普さん(六十八歳)は、数年前に定年退職した。妻の張さんは一歳年下で、青海省地質鉱産局の技師だったが、やはり定年退職している。一人娘は林業大学の図書館に勤めている。劉さん夫妻は現在、簡素だが規則正しい生活を送っている。買い物や食事の支度などのほかは、気功や太極拳をしたり、書道や絵を描いたりすることが生活の主になっている。二人は毎週二日、連れ立っ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 2 PDF HTML
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2540. 灯籠が輝く夜
団子を食べて一家団らん「元宵節」(ユァンシャオジエ)(げんしょうせつ)は、旧暦の一月十五日(今年は西暦二月二十三日)である。この日の朝は、どの家でも「元宵」という団子を食べる習慣がある。元宵はまた「湯円」(タンユァン)とも呼ばれ、作り方も簡単だ。ピーナッツやクルミ、ゴマなどを煎り、砂糖を加えて餡を作り、小さくて丸い玉にする。それをもち米の粉に入れて、水を加えながら左右に揺らし、ピンポン大の団子にな
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 2 PDF HTML