Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:于文=文 馮進=写真] Total 286 Search Results,Processed in 0.114 second(s)
-
11. 西(シー)洋(ヤン)参(シェン)炒(チャオ)鶏(ジー)絲(スー)
ハキハキとした性格の侯若虹さん(本社編集部)は、家族の「コック長」である。お嬢さんが大学に上がり、寮に入ってからは、夫との二人暮らし。生活もだいぶ楽になったので、薬膳料理に興味を持った。平日は書店によく通い、家庭薬膳に関する本をさがす。帰宅後は模索しながら料理を作り、やがて数多くの薬膳料理を習い覚えたのだという。そして友人が訪れるたびに、腕のほどを披露するのだ。友人たちがおいしそうに手作りの薬膳料
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 2 PDF HTML
-
12. 山楂肉干(シャンジャーロウガン)
青春まっただなかの王浩さんは、若くて有能な編集部員だ。三年前に大学を卒業して、わが社に入った。ふだんはガサツで荒っぽいが、いざ仕事となるといっしょうけんめいに力を注ぐ。じつに勉強熱心で、仕事が終わると友だちやガールフレンドに会うほかは、日本語の独学を続けている。料理にも多少の関心があるという。ガールフレンドが訪れる日は、腕まくりをしてみずから料理を披露する。台所は粗末だが、二人で過ごす甘いひととき
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 3 PDF HTML
-
13. タバコの葉色づく山あいの村
アシ(阿細)人は、中国の少数民族イ族の一支族である。おもな居住地は、雲南省紅河ハニ族イ族自治州弥勒県の「西三郷」と「西一郷」という場所だ。昨年初秋、西三郷の可邑(クイ)村を取材のため訪れた。そこは私に非常に深い印象を与えてくれた。可邑村は、標高一九三〇メートル。密閉型の溶岩が成長してできた高山地区だ。可邑村の「可」はイ族の言葉で、「吉祥の地」を意味するという。清の順治五年(一六四八年)に、畢武(ビ
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
-
14. 仙(シェン)人(レン)掌(ジャン)炒(チャオ)牛(ニュウ)肉(ロウ)
編集長室の張琴さんは近ごろ、家庭料理の「仙人掌炒牛肉(シェンレンジャンチャオニュウロウ)」(食用サボテンと牛肉の炒め)を習い覚えた。食用サボテンには薬効があるため、それは薬膳料理とも言えるだろう。張さんによれば、食用サボテンの調理方法は多く、油で焼く、炒める、揚げる、あえる、スープにする等いずれもOKだという。ヨーロッパやアフリカの国々や日本では、食用サボテンがわりあい人気のようである。中国南方の
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
-
15. 杞桃肉丁
杞桃肉丁(チータオロウディン)家庭料理は、本誌編集部の記者·侯若虹さんのたしなみである。煮たり、焼いたり、炒めたり、油で揚けたりする楽しさは、彼女にとってじつに面白みがあるという。コンロに熱気が立ち上り、中華鍋に油を熱して材料を加えるとジャーッといって、炒め物からプンプンとおいしそうな香りが漂う。作る者をうっとりと陶酔させるのである。侯さんは、実直でよく気がつく人だ。仕事はもちろん、人とのつきあい
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 5 PDF HTML
-
16. 芹菜炒香菇(チンツァイチャオシャングー)
編集長室の劉本平さんは快活な人で、客好きである。同僚たちは親しみを込めて、彼女の名前を「本平(ペンピン)」と呼んでいる。料理を作るのもとても上手で、テキパキと鮮やかなまでに片付けてしまう。今回、劉さんが薦めてくれたセロリとシイタケの炒め「芹菜炒香菇(チンツァイチャオシャングー)」は、一般的な家庭料理だ。「芹菜」は、またの名を「旱芹(ハンチン)」という。明代の薬物書『本草綱目』では「堇(ジン)」と称
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 6 PDF HTML
-
17. 玉竜雪山を仰ぎ見るナシ族の暮らし
玉湖村は、雲南省麗江ナシ族自治県の最北端にある小さな村だ。北は玉竜雪山によりそい、南は麗江古城に面している。麗江県城(県庁所在地)までは、わずか十八キロ。玉竜雪山のふもとにあるため、「玉竜雪山第一村」と称されている。その祖先からここに暮らしているナシ族の人々は、村の名前にもなった玉湖を「巫魯肯(ウールーケン)」と呼んでいる。「雪山のふもと」という意味である。玉湖村から標高五千五百九十六メートルの玉
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 8 PDF HTML
-
18. 悠久の歴史を刻み、雲海に浮かぶ名山
中国最大の淡水湖、鄱陽湖のほとりにそそり立つ廬山は、その独特な姿によって昔から、文人墨客を魅了し、李白や蘇東坡、毛沢東らが詩で廬山を称えた。山中には数々の歴史の舞台となった建物群が点在し、いまも人々を引きつける。廬山国立公園は1996年、ユネスコの世界文化遺産リストに登録された。廬山は中国·江西省北部の九江市にある。ここは江西、湖北、安徽の三省が境を接しているところで、長江の中流の南岸に位置し、鄱
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 9 PDF HTML
-
19. 詩人、学者、宗教家たちのふるさと
江西省北部に位置する廬山は現在、中国で唯一の「自然と文化景観遺産」といわれる名勝区である。その名勝区は、山上の牯嶺、山の南側とぶもとの東林、潯陽、石鐘山、竜宮洞、鄱陽湖など7つの部分で構成される。なかでもふもとの5大景観区には数多くの史跡と名勝があり、山上の遺跡と相呼応して、すばらし景観を形作っている。潯陽楼に登るどんよりとした厚い雲が江西省九江市の上空を覆い、逆巻く河川とともに薄暗い風景を生みだ
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 11 PDF HTML
-
20. 江西省·景徳鎮 変容する千年の焼き物の里
英語で「CHINA」(チャイナ)と言えば陶磁器のことである。それほど中国と焼き物は、切っても切れない縁で結ばれている。 中でも日本や欧米で知られているのが景徳鎮。千年も続いてきたこの窯から、数限りない名品が世に出てきた。
Author: 王浩=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 6 PDF HTML