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Your search : [ author:林崇珍 王浩 于文=文 馮進=写真] Total 401 Search Results,Processed in 0.093 second(s)
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171. 壮大なスケールと精緻な技巧
1974年3月、陜西省臨潼県(現·西安市臨潼区)の晏寨郷西揚村の村人が、井戸を掘っているときに、思いがけずたくさんの素焼きの人形の破片を発見した。発見された場所は、秦の始皇帝陵の東1500メートルほどのところに位置する。考古学者の調査によれば、それは長方形の秦の兵馬俑坑であった。一九七六年、最初に発見された兵馬俑坑の北側から二十メートルと二十五メートル離れたところで、さらに二つの兵馬俑坑が発見され
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2006 Issue 11 PDF HTML
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172. テーマパークで感情を解き放つ
進化した遊具今年の夏休み、北京にまた一つ大型遊園地がオープンした。「北京歓楽谷」という名のユニークなテーマパークで、多くの人々を引きつけている。北京交通大学の黄錚くん(二十二歳)は、友人数人を誘って遊びに来た。友人たちは高校時代のクラスメート。現在はそれぞれ違う大学に通うが、子どもの頃から一緒に遊んでいたので、趣味が似通っている。そこでみんなが好きな遊園地へ遊びに行くことにしたのだ。遊園地の案内図
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2006 Issue 12 PDF HTML
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173. 漁民にとって禁漁は喜?憂?
舟の上の暮らし湖北省出身の楊老三さん(四十歳)は十数年にわたり、湖南省北部の洞庭湖で魚を捕って暮らしてきた。家は湖南省岳陽市の漁港の近くに泊まっている舟の上。二十艘余りの舟が寄り集まって泊まり、各舟に漁民の家族が住んでいる。舟と舟の間には渡り板が架かっている。楊さんが自宅にしている舟は長さ二十メートル、幅五メートルほどで、部屋の広さは十数平方メートル。部屋の中では娘さんがテレビを見ていた。テレビの
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 1 PDF HTML
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174. 賛否のなかを電動自転車が走る
快速便利な庶民の「足」趙慧梅さん(三十八歳)は毎日、青色の電動自転車を利用して小学校六年生の娘を送り迎えしている。娘が小学校に入学したその日から、雨の日も風の日も自転車で送り迎えを続けてきた。学校から家までは自転車で三十分。そんなに遠くはないが、路上は車や人が多いため、一人で通学させるのは心配なのだという。「送り迎えをするのは一苦労ですが、安心できます」と趙さんは話す。娘は母親と変わらないぐらいに
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 3 PDF HTML
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175. 多彩なカードが溢れる社会に
財布からカードケースへ大学を卒業して二年になる二十四歳の張丹さんは、現在北京の外資系企業で働いている。午前九時から午後五時まで、ほとんどの時間は厳しい上司の元で忙しい仕事に追われ、リラックスできるのは仲間といっしょにランチを食べるわずかな時間だけ。昼休みにはいつも、特色あるレストランがずらりと並ぶ付近のレストラン街に足を運ぶ。張さんは、財布の中からさまざまなカードを引っ張り出す。「どれもお気に入り
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 5 PDF HTML
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176. キノコがもたらす循環型ライフ
キノコ栽培で豊かに周口店北京原人遺跡がある北京市西南部の房山区は、昔から農業を主な生産手段としてきた地域だ。近年、新しい農産業の発展を画策し、生産活動や生活の面で現地の農民たちにさまざまな変化をもたらしている。大石窩鎮南河村に住む丁興財さん(四十五歳)はキノコ栽培を生活の糧とする。所有するキノコ栽培用ビニールハウスは、長さ約百メートル、幅約十メートル。レンガを積み上げて一方の壁を高く、一方の壁を低
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 6 PDF HTML
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177. 復帰後10年香港はどう変わったか
香港が中国に復帰して十年。 「一国二制度」政策で、その社会制度を残しながら、祖国に復帰した香港は、果たして繁栄と安定を維持し続けられるのか、と世界中が注目してきた。 混乱を予想して、海外に居を移した住民も少なくない。 確かにこの十年は、平坦な道ではなかった。アジア通貨危機が降りかかり、重症急性呼吸器症候群(SARS)にも襲われた。 しかし香港は、したたかに生き抜いた。経済は以前にも増して繁栄し、安
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 7 PDF HTML
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178. 豊かさ求めて絵筆をふるう
絵で生計を立てたい呉瑞球さん(三十六歳)の名刺には、絵筆を握った手の図が印刷されている。深圳大芬美術産業協会の会長を務める呉さんは、「私は画家ですが、画商でもあります」と自らを紹介する。呉さんは広東省の農家出身。父親が早くに亡くなったうえ、兄弟が多かったため、十五歳で学校をやめ、家計を手伝うようになった。十四歳上の兄、呉瑞周さんは、故郷の美しい自然風景に魅せられたせいか、子どもの頃から絵を描くのが
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 7 PDF HTML
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179. 東西の文化が溶けあう国際都市
16世紀以来、東洋と西洋の文化がこの地でぶつかり合い、まじり合い、澳門の独特な文化が生まれた。今日、「澳門歴史市街地区」を歩けば、東西の文化の融合と共存のムードが感じられるのは、澳門ならではの魅力である。MACAU―澳門澳門は独特な都市である。歴史的には広東省香山県(今の中山市)に属する小さな漁村で、本来は濠鏡または濠鏡澳という地名であった。人々は船の停泊できる入り江を「澳」と呼んでおり、牡蠣(カ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 9 PDF HTML
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180. 暮らしに入り込んだ天気予報
内容が豊富に楊貴名さん(五十一歳)は中国気象局国家気象センターの首席予報員。一九八二年に蘭州大学の気象学学科を卒業して以来、気象台にずっと勤め、もう二十五年になる。この間の変化について、「勤め始めたばかりのころは、今のような先進的な設備はなく、電報で受け取った気象観測資料をもとに、毎日、手で天気図を制作していました。手作業だと時間も手間もかかり、残業しなければ終わらないことも度々でした」と話す。し
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 10 PDF HTML