Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:王浩=文 馮進=写真] Total 251 Search Results,Processed in 0.082 second(s)
-
111. スピード時代に変わるキッチン
ファッショナブルに生まれ変わるテレビの番組制作者である張文華さん(三十六歳)は、定時に帰宅し、キッチンでのんびりと晩ご飯の仕度ができたら、それだけで幸せだと感じる。おしゃれな食器や流行の炊事用品をそろえるのが好きな彼女のキッチンは、温かい雰囲気に満ちている。キッチンはわずか四·五平方メートル程度の広さしかないが、空間を合理的に利用している。コンロと流し台の間には適度な調理台があり、吊り棚には各種の
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
-
112. 大地を削る中国の「ナイアガラ」
「黄果樹瀑布(こうかじゅばくふ)」は、中国最大の滝である。黄果樹瀑布とその付近にある瀑布群、千姿百態の水上石林、プイ族が住む村落……。それらが、ともに組み合わされた国家クラスの「黄果樹風景名勝区」は、貴州省のなかで、もっとも旅人を引きつける観光名勝となっている。黄果樹瀑布はいまや、貴州省の代表的なイメージであり、シンボルとなっているのだ。黄果樹瀑布は、省都·貴陽市の西南百三十七キロに位置し、自動車
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
-
113. 3000年眠りから覚めた青銅器たち
今年一月、中国の西北、陜西省のある農村で、二十七件の銘文の入った青銅器が一挙に出土した。鑑定の結果、この青銅器群は、今から約三千年前に栄えた西周時代に造られたもので、銘文には当時の王の系譜や社会の状況が記されていた。 「今世紀になってから最大の考古学上の発見だ」と、考古学や歴史学の研究者たちはこの発見に驚喜している。北京でも展示され、反響を呼んだ。
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
-
114. 新しく生まれたリラックス空間
婁菲(ロウフェイ)さん(三十三歳)と夫は、同じ外資系企業で働いている高給取りだ。二〇〇一年、彼らは北京の南郊外に、三階建ての一戸建て住宅を手に入れた。内装工事の際、彼女は、建築面積約百八十平方メートルの新居に、三つの「衛生間(ウェイションジェン)」(トイレと浴室)を設置した。一階は客人専用とし、浴室は作らなかった。二階には、トイレとともにシャワールームを取り付けた。三階は寝室とつながっていて、トイ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
-
115. 移住の歴史語る石造りの要塞の村
本寨は、貴州省の西部、安順市西秀にある村落の一つである。山水にとり囲まれて、青々とした水田がつづく。二百十世帯、人口八百五十人。この漢民族の村落は遠望すると、プイ族の石造りの村のようだ。村に入ると、まるで「軍事の要塞」である。村の手前に、防衛のために石を築いた堀がある。村の後ろに、厚くて高い石壁が築かれている。村の前方、後方、中央に、四階建ての「碉楼」(見張り用のやぐら)が七つ、そびえ立ち、村中を
Author: 丘桓興=文馮 進=写真 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
-
116. 休日観変えた三つの黄金週間
ひと味違った新しい休日北京在住の陸洋さん(三十九歳)は、避雷設備メーカーを経営している。もっとも重視しているのは、事業の成功と子どもと過ごす時間で、「ウイークデーは仕事を中心に考え、週末は子どもと過ごすために使っている」と話す。彼の妻は貿易会社に勤めていて、同じように忙しい。そのため七歳の息子は、ふだんは陸さんの両親の家で寝起きし、学校に通う。陸さんは、どんなに忙しくても、週末には休みをとって、息
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
-
117. 山懐に抱かれた陽明学ゆかりの地
貴州省の竜場は、修文県の県城(県庁所在地)である。省都·貴陽市の北郊外四十キロの場所にある。その竜場から東へ一キロの「陽明洞」は、明代の思想家であり、大学者である王陽明の「竜場悟道(りゅうじょうごどう)」(竜場で道を悟る)のゆかりの地である。早速、訪ねてみることにした。王陽明は、字(あざな)は守仁(しゅじん)。一四七二年に、浙江省の余姚(よよう)に生まれた。かつて浙江省の会稽(かいけい)に、「陽明
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
-
118. 第二十三話 東陵と西陵―清
清王朝は北京の東と西に陵を造った 東陵には五人の皇帝とその一族が眠り 西陵には四人の皇帝とその一族が眠る 東陵には風流皇帝といわれた乾隆帝や ドラゴンレディーといわれた西太后の陵 西陵には数々の悲話を生んだ光緒帝の陵 傍らには最愛の側室だった珍妃の墓 悲愛の二人はここに安息の地を得たのだ父に随うか
Author: 李順然=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 11 PDF HTML
-
119. きれいな「わたし」を楽しむ
美を求める感覚の変化港湾工事会社の業務マネージャーをしている田青さん(三十三歳)は、常に各地の工事現場を駆け回っている。出張から帰って最初にするのは、近所の金可麗雅エステティックサロンに予約を入れ、ミルク浴を楽しみ、全身マッサージと美顔(フェーシャルトリートメント)を受けることだ。こうすることで短時間で疲れを癒し、皮膚のみずみずしさと美しさを保つことができる。未婚の彼女は、既婚者以上に容姿に気をつ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 11 PDF HTML
-
120. 神秘の鍾乳洞に眠り続ける祖霊たち
「花渓鎮(町)」は、貴州省の省都·貴陽市南郊の観光名所だ。風光明媚な「花渓公園」は、貴州でもっとも美しい山水の公園である。船に乗り、「天河潭」の地下水流を行くと、幻想的な童話の世界が広がっている。「青岩鎮」で、古代の寺院や楼閣などの彫刻を観賞すれば、「石刻芸術博物館」を参観するかのようである。「高坡郷」のミャオ族によるめずらしい洞窟への埋葬は、少数民族の移住の歴史と伝統的な習俗を表している。人を魅
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 11 PDF HTML