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Your search : [ author:写真·郭実
文·阿巴徳夫] Total 110 Search Results,Processed in 0.094 second(s)
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91. 山中に仙境あり―陸修静と廬山
廬山(ろざん)は中国に数ある名山の中でも最も文化の香りの高い山である。漢代、紀元前二世紀の大歴史家司馬遷(しばせん)が『史記』の中で、「南方の廬山に登った」と記した時から、この山は中国の文化史に登場する。魏晋(ぎしん)南北朝時代の四世紀から五世紀にかけ、仏教の宗師恵遠(けいえん)と道教の宗師陸修静(りくしゆうせい)が廬山に登り、教えを広めたので、さらに広く注目されるようになった。また彼らと同じ時代
Author: 文·楊天乙 写真·郭実 Year 1998 Issue 3 PDF HTML
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93. 『愛就愛了』が大ヒット 陳琳さん
陳琳(チェンリン)さんは、重慶市生まれ。京劇が大好きな両親の影響で、小さいころから音楽に慣れ親しんできた。1988年、四川省歌舞学院声楽科を卒業し、アーティストとしての人生を歩み始めた。93年にリリースしたファーストアルバム『你的柔情我永遠不懂』(あなたのやさしさが永遠にわからない)は、バンドをバックに恋に悩む少女の切なさを歌い上げ、150万枚の売り上げを記録。その後、つねにチャレンジ精神を燃やし
Author: 写真·郭実 文·張春侠 Year 2002 Issue 5 PDF HTML
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94. 労働者から実業家に蔡冠深さん
蔡冠深(ツアイグアンシエン)さんに初めて会ったのは、「香港新華集団」の北京事務所を訪ねたときだった。その知的なセンスと自信にあふれた笑い顔には、かつて経験しただろう苦労の跡など、微塵(みじん)も感じられなかった。事業をはじめて数十年―。資産100億香港ドル(1香港ドルは約17円)の大実業家となった蔡さんだが、父の教えをかたときも忘れたことがないと言う。「父こそが、私を一人前に育ててくれたのです!」
Author: 写真·郭 実 文·張春侠 Year 2002 Issue 7 PDF HTML
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95. 絶えず新しさ求めて 楊蓉蓉さん
北京棕櫚(しゅろ)泉国際公寓(マンション)は、北京の最高級住宅区の一つである。そこのディベロッパーが、30歳とまだ若い楊蓉蓉(ヤンロンロン)(ニコール·ヤン)さんだ。1972年、北京市生まれ。青年時代にソ連留学をした祖父の影響で、小さいころから西洋文化に親しみ、英語に関心を寄せていた。90年に北京外国語学院に進学し、英語を専攻。その2年後にはロサンゼルスに渡って、服飾を専門的に学んだ。アメリカでの
Author: 写真·郭実 文·張春侠 Year 2002 Issue 12 PDF HTML
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96. 日本舞踊を伝えたい 李玉蘭さん
李玉蘭(リーユィラン)さんは、小さいころから踊りと深い縁がある。1976年、14歳で舞踊を専門に習いはじめた。82年、北京舞踊学院表演学部に進学、民族舞踊を学び、卒業後は中国中央歌舞団舞踊チームに入団した。92年、日本女子体育大学に留学し、「日本民族舞踊研究室」で修士課程を専攻。たまたま、舞踊家·花柳千代さんの『大敦煌』を鑑賞し、「古典舞踊だけが、その国の踊りの心を表している」と会得、94年には有
Author: 表紙写真·郭実文·張春侠 Year 2003 Issue 6 PDF HTML
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97. 日本で「メジャーデビュー」の耿忠さん
中国人の観念においては、「耿忠(ゲンジョン)」(こうちゅう)というのは、伝統的な男性の名前である。しかし、耿忠さんはやさしく、清らかな感じの女性だ。中日国交正常化30周年を記念して制作された中日合作テレビドラマ『ロング·ラブ』(BSフジ)で、ヒロイン役を演じた。中国から日本に嫁いだ3人の女性の波瀾万丈の人生を描いたドラマである。異国での暮らしや当惑する心境を見事に演じたばかりか、純真でやさしい中国
Author: 表紙写真·郭実 文·王海燕 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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98. 両国をテレビでつなぐ 張麗玲さん
「『小さな留学生』のプロデューサーさん」日本では、人々が親しみを込めて、彼女のことをそう呼んでいる。「CCTV(中国中央テレビ局)大富」の代表で、かつて日本でセンセーションを巻き起こしたドキュメンタリー番組『我們的留学生活』(私たちの留学生活、日本ではその一部を『小さな留学生』などと題して放送)の企画·制作に当たった、張麗玲さんである。1989年、21歳の張麗玲さんは、勉学のため、単身日本へ渡った
Author: 表紙写真·郭実 文·張春侠 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
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99. 雑誌作りに夢たくす 劉燕子さん
中国語と日本語の2カ国語で編集された雑誌が、中日両国で話題となっている。中国の現代文学を日本語に訳し、日本の文学やアートを中国語で紹介している。雑誌のタイトルは『藍』という。劉燕子(リュウイェンズ)さんは、その編集責任者の一人だ。湖南省生まれの劉さんは、小さいころから文学が好きだった。縁あって日本に滞在したのち、日本語に精通した彼女は、中日両国の文学交流のために何かをしたい、と思っていた。その後、
Author: 表紙写真·郭実 文·王浩 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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100. 「帽子の女王」と呼ばれて 包淑濱さん
5歳のある日のことだった。包淑濱(バオシュービン)さんは、母親に、小さな竹製の帽子を買ってもらった。喜んだ彼女は、それを急いでかぶると、庭へ飛び出した。近所の人たちに「淑濱ちゃんの帽子、とってもステキね」とほめられて、おしゃれな彼女は本当に嬉しくなったのだという。ほとんどその時から帽子に惹かれた包さんは、今でもさまざまな場面で帽子をかぶって現れる。帽子は彼女のシンボルとなっている。中年期にさしかか
Author: 表紙写真·郭実 文·王浩 Year 2003 Issue 10 PDF HTML