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Your search : [ author:文·楊天乙(ヤンティエンイ)写真·郭実(クオシー)] Total 2 Search Results,Processed in 0.110 second(s)
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1. 山頂に棚引く白雲―陶弘景と茅山
西暦五〇一年、蕭衍(しょうえん)が挙兵して斉(せい)を倒し、皇帝(南朝の梁(りょう)の武帝)を名乗って梁を打ち立てる。その後、政権奪取に当たって自分を支持し、国号まで付けてくれた道士陶弘景(とうこうけい)(四五六~五三六年)に感謝の意を込めて、何度も出仕を要請したが、彼は南京の近くの茅山(ぼうざん)に隠居して頑として応じない。一体、あの山の中に何があってそんなに離れ難いのか、と武帝が尋ねると、陶弘
Author: 文·楊天乙(ヤンティエンイ) 写真·郭実(クオシー) Year 1998 Issue 4 PDF HTML
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2. あつい信仰を集まる孫思邈―薬王山と道教医学
観光バスに乗って西安から耀(ヤオ)県まで北上、それからオート三輪に乗り換えて薬王山(やくおうざん)に向かう。これまで回ってきた道教の聖地にはだいたい薬王廟(びょう)か薬王殿、薬王洞があって、お参りの信徒たちが引きも切らずに訪れていた。人々は昔から長寿と健康を願って、熱心に薬王を拝んだ。北京の白雲観といわず、台湾の鼓山廟といわず、薬王の像の前に来ると信者でない観光客までが線香を立て、自分や家族の無病
Author: 文·楊天乙(ヤンティエンイ)写真·郭実(クオシー) Year 1998 Issue 5 PDF HTML