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Your search : [ author:張春侠] Total 89 Search Results,Processed in 0.116 second(s)
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1. 古人類学者 賈蘭坡氏をしのぶ
一九三六年に発見された北京原人の頭蓋(がい)骨は、東アジアの人類の進化にとって確実な物的証拠となった。それを発見したのは、中国の古人類学者、賈蘭坡(からんは)氏である。世界的に知られるこの人物は、今年七月八日、九十三歳の生涯を終えた。あの歴史的な発見から六十五年、北京原人の発見者には、あまり人に知られていない数々のエピソードがある。「俺の骨を壊すな」一九〇八年十一月二十五日、中国の河北省玉田県刑家
Author: 張春侠 Year 2001 Issue 11 PDF HTML
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2. 全人代·政協会議の焦点
中国の第九期全国人民代表大会(全人代=国会に相当)第五回会議が三月五日から十五日まで、中国人民政治協商会議(政協)第九期全国委員会第五回会議が三月三日から十三日まで、それぞれ北京の人民大会堂で開かれた。 今回の両会議(いわゆる「両会」)の焦点は、農民の増収策や社会保障制度の完備、失業対策など、さまざまな社会問題への対応が討議されたこと。「比較的速い経済成長」(朱鎔基総理)を維持しながらも、社会の安
Author: 張春侠 Year 2002 Issue 5 PDF HTML
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3. 大移動する農村の余剰労働力
朱鎔基総理の記者会見は、それがいつ開かれても、彼の答えが広く社会的な関心を引き起こす。先日挙行された第九期全国人民代表大会第五回会議と第九期全国政治協商会議第五回会議の終了後の記者会見でも、朱鎔基総理は米国·CNNの記者の質問に答え、過去四年間の総理としての仕事を総括し、農民の収入をいかに増やすかが現在もっとも頭の痛い問題であり、もっとも大きな関心事だと表明した。中国には八億の農民がいて、その収入
Author: 張春侠 Year 2002 Issue 7 PDF HTML
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4. 日韓企業がしのぎを削る―煙台
蜃気楼(しんきろう)が生んだ伝説夏の真っ盛り、ぎらぎらと太陽が輝く酷暑の時期に、北京から飛行機で五十分足らず。山東省の煙台国際空港に降り立つと、一陣の涼しい海からの風が出迎えてくれる。するとたちまち旅の疲れも消えうせてしまうのだ。煙台は、中国では、夏は涼しく、湿度の低いところの一つである。それは煙台の恵まれた地理的位置のお陰だ。煙台は山東半島の中部にあり、黄海と渤海に面している。夏は、東南方向から
Author: 張春侠=文 Year 2003 Issue 12 PDF HTML
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5. 消費者の権利を守るパイオニア、王海氏が末端の人民代表に名乗り
毎年三月に行われる全国人民代表大会(全人代)が近づき、各地の代表選挙の準備が大詰めを迎えている。北京市の朝陽選挙区では、「ニセモノ撃退の英雄」「権利擁護のパイオニア」として有名な王海氏が末端の人民代表に名乗りを上げ、注目を集めている。一九七三年、山東省青島市に生まれた王氏は、九五年から「ニセモノの疑いのあるものを買い、賠償を求める」という独特の方法で、携帯電話、家電製品、医薬品などの幅広い分野のニ
Author: 文·張春侠 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
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6. 博鰲アジアフォーラムで、アジア全体が「勝ち組」を目指す
二〇〇三年十一月二、三日、博鰲(ポーアオ)アジアフォーラムの第二回総会が、海南省·博鰲で開催された。千人以上のアジア内外の政界の要人、学者、ビジネス界の人士が集い、「アジア全体が勝ち組になることを目指し、共同で発展を促進する」をテーマに広く意見交換を行い、交流を深めた。SARSの影響により、アジア経済の一体化の推進を中心テーマとする総会は半年延期となったが、東アジア首脳によるバリ島会議、バンコクで
Author: 文·張春侠 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
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7. 母なる川·黄河を守る中日協力
河南省鄭州市を流れる黄河周辺には、数年前まではげ山が連なっていた。それが今では、六百ヘクタールを超える森に生まれ変わり、青々とした緑が広がっている。これは、三重県日中友好協会(日中友協)と中華全国青年連合会(全国青連)の協力により、三年前から植樹をはじめた「中日青年生態緑化モデル林」である。最近では、静岡県日中友協も同地での植樹を行った。「みんなの家」を守る五月二十九日、(社)日中友協副会長で、静
Author: 張春侠=文 Year 2004 Issue 8 PDF HTML
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8. 中国版「グリーンカード」発行外国籍人材にさらなる可能性が
近頃、上海市公安局出入境管理局で独シーメンス中国有限公司執行副総裁のバーグ氏が、『外国人永久居留証』(中国版「グリーンカード」)の交換発布申請表を提出した。バーグ氏は二〇〇〇年に上海市人民政府から白玉蘭賞(上海に貢献のあった外国人に贈られる賞)を授与され、二〇〇二年には上海市栄誉市民の称号も贈られている。バーグ氏と同時に、中国に重要な貢献をした五人の外国人も『外国人永久居留証』の申請をした。中国の
Author: 張春侠=文 Year 2004 Issue 11 PDF HTML
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9. 貧困をなくそう人々の参与奨励する「賞」を新設
中国に長期の貧困扶助ローンを提供した世界銀行(IBRO)、貧困で学校に通えない児童を援助する希望プロジェクト、貧困層参加型の貧困扶助を推進した中国農業大学人文·発展学院の李小雲院長など、九つの機関と個人が第一回「貧困撲滅賞」を獲得した。これは、中国で昨年設立されたばかりの賞で二年に一度選出される。多くの国家の場合、貧困をなくす活動は慈善団体が主に行っているが、中国は政府が主導している。一九八〇年代
Author: 張春侠=文 Year 2004 Issue 12 PDF HTML
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10. 外資系銀行の人民元取り扱いを北京など五都市にも拡大
香港上海匯豊銀行(HSBC)は二〇〇四年十二月一日、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の北京銀監局に人民元業務の取り扱いを申請した。同銀行の丁国良·北京支店長は、「一九九五年に北京支店が成立して以来、五年間ずっとこの日を心待ちにしていました」と語る。東京三菱銀行、香港東亜銀行、イギリスのスタンダード·チャータード銀行も同日、人民元業務の取り扱いを申請した。十二月半ばまでに、北京にある外資系銀行二十
Author: 張春侠 Year 2005 Issue 2 PDF HTML