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Your search : [ author:編·え董愛正] Total 4 Search Results,Processed in 0.077 second(s)
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1. 攻戦の計①打草驚蛇(草を打(たた)いて蛇を驚かす)
まず敵の状況を把握すること。こっちの都合や思い込みだけで戦いをしかけるのは危ない。何がとび出すか分からないからだ。李自成は農民起義軍を率いて明王朝を倒した指導者。彼は明の大軍と対決したとき、明軍の将軍たちは利害思惑がばらばらで統制がとれていないことを探知して、慎重に作戦を立てていった。次回は「屍を借りて魂を還す」ご期待を……
Author: 編·え 董愛正 Year 1993 Issue 1 PDF HTML
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2. 攻戦の計②借尸還魂(尸を借りて魂を還す)
「尸(しかばね)を借りて魂を還(かえ)す」とは、死者が別のものになってよみがえること。ここでは利用できるものは何でも利用して、自分の意図を実現する策略のこと。秦末の陳勝と呉広が、扶蘇と項燕の名を借りて農民蜂起の勢力を拡大したのはその例だ。
Author: 編·え董愛正 Year 1993 Issue 2 PDF HTML
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3. 攻戦の計③調虎離山(虎を調(あさむ)いて山を離れしむ)
後漢末の将軍孫策「虎を調いて山を離れしむ」はもともと虎を捕えるための手段。戦争の場では、敵を本拠地からおびき出し、留守をついてこれを奪うこと。兵書にも「城を攻めるのは下策」という。後漢の末、孫策が廬江郡太守の劉勲に上繚を攻めさせて、そのスキに乗じたのがいい例だ。次回は「擒えんと欲してしばらく縦つ」ご期待を……
Author: 編·え 董愛正 Year 1993 Issue 3 PDF HTML
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4. 攻戦の計④欲擒姑縦(擒(とら)えんと欲して姑(しばらく)く縦(はな)つ)
孔明がとった計略は領土を拡張するという政治目的に基づいていた。ふつうの戦闘では捕えた敵を逃がすことはあり得ない。しかし戦略上からは、味方の犠牲を少なくし、敵を内部から瓦解させ、降伏させる有効な手段となることがある。次回は「磚を抛って玉を引く」ご期待を……
Author: 編·え 董愛正 Year 1993 Issue 4 PDF HTML