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Your search : [ author:王浩] Total 108 Search Results,Processed in 0.080 second(s)
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1. セーフガードがもたらした悲劇
四月二十三日、日本政府は主として中国から輸入してきたネギ、生シイタケ、イグサの農業三品目に対し、緊急輸入制限(いわゆるセーフガード)を実施すると発表した。これは、その日の零時から十一月八日までの二百日間、この三品目の農産物の輸入量が、それぞれ過去三年間の年平均輸入量を超えてはならないという規制である。このためネギは五千三百八十三トン、生シイタケは八千三トン、イグサは七千九百四十九トンを超えて輸入し
Author: 王浩 Year 2001 Issue 11 PDF HTML
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2. ユニバーシアード金メダリスト·王叡さん
二〇〇一年九月一日、北京で開催された第二十一回ユニバーシアード競技大会が閉幕した。十日間の競技期間中、清華大学の室内水泳競技場で行われた飛び込み競技は、特に注目を集めた。その主役は、同大学外国語学部英語専攻の一年生で、飛び込みチームの王叡(ルイ)さん。女子十メートル高飛び込み最終試技の最終競技者だった。最終試技直前、第三位につけていた彼女は、結果への不安をほとんど感じていなかった。選んだスタイルは
Author: 王浩 Year 2001 Issue 12 PDF HTML
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3. 王江民氏
中国のシリコンバレーと呼ばれる北京の中関村で、コンピューター·ウイルスを殺す「KVソフト」を知らない人はいない。このソフトは二年前、中関村の「村人たち」から「ハードカレンシー」(交換可能な通貨)と称えられた。KV製品を持っておばあさんがタバコを売っている露店にいけば、高級タバコと交換できるといわれた。このKVシリーズのソフト製作者こそ、伝奇的な人物、江民新科技術有限公司の総裁―王江民氏である。幼い
Author: 王 浩 Year 2002 Issue 2 PDF HTML
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4. 苦闘の歴史と高まる期待
第十七回ワールドカップ(W杯)サッカーが五月三十一日、日本と韓国で開幕する。W杯がアジアで開催されるのは初めてで、世界のサッカーファンの耳目が東アジアに集まる。中国のサポーターは、日本、韓国のサポーターとこの喜びを分かち合っている。 中国のサポーターにとっては、さらにうれしいことがある。それは、中国チームが四十四年来、初めてW杯の決勝に出場できることだ。昨年、四年に一度の「ダイナスティーカップ」が
Author: 王浩 Year 2002 Issue 5 PDF HTML
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5. 中日の空の懸け橋―全日空(ANA)
もうご存知かとは思うが、全日本空輸株式会社(全日空、ANA)は今年四月十八日から、中国路線を大幅に増設した。日本からは、北京や大連、青島など中国の八つの都市までの直行便があり、中国への直行便は日本の航空会社の中でも最多をほこる。中日国交正常化三十周年の今年は、全日空の創立五十周年であるとともに、同社の中国路線開通十五周年でもある。十五年前(一九八七年)の四月十六日、成田空港発、大連経由北京行きの同
Author: 王浩 Year 2002 Issue 6 PDF HTML
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6. 広告分野でも交流盛んに
中日両国の企業広告を検討する「ブランドと国際メディア」フォーラムが今年五月十六日、北京の亜運村(アジア競技大会選手村)の国際会議センターで開かれた。日本の(株)電通と中国国際広告公司、北京国際広告公司の共催で、会場には関係者や取材陣、大学教師や学生など、四百人以上が集まった。まず、中国広告協会会長の楊培青さんがあいさつ。「両国の広告業界はすでに二十年来の交流を深めています。電通は日本最大手の広告代
Author: 王浩 Year 2002 Issue 9 PDF HTML
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7. 国籍の壁超えた環境NGO
二〇〇一年五月一日、四川省徳陽市は、ある日本人の一団を迎えた。彼らは、列車から降りると直接郊外に向かい、クワやスキを手に、事前に準備されていたイチョウの木の苗を植えた。午前中だけで、五百本以上の苗が植えられた。地元の人たちは、日本人がどうしてここで植樹をしているのか、と関心を寄せた。彼らは、北京環境ボランティアネットワーク(略称ベブネット、BEV―NET)のメンバーで、この植樹は、環境保護活動の大
Author: 王浩 Year 2002 Issue 11 PDF HTML
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8. SARSわが闘争
突如、猛威をふるった重症急性呼吸器症候群(SARS)は、中国にも世界の人々にも大きな災難をもたらした。四月二十九日、中国の温家宝総理は、タイの首都バンコクで開かれたSARSに関する中国―東南アジア諸国連合(ASEAN)緊急首脳会議に、専門家や関係者らを率いて出席。アジアにおける特別基金を設立し、SARSの予防治療に協力しあうことで一致した。この温家宝総理の随行団のなかに、ある一人の医学専門家で中国
Author: 王浩 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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9. あと4年 北京五輪カウントダウン
二〇〇八年に北京で開催されるオリンピックに向けて、いま、北京は空前の建設ラッシュに沸いている。都市の容貌が日々変わるといっても過言ではない。 だが、変わりつつあるのは目に見えるものばかりではない。人々の気持ちや生活習慣など、目に見えないものも、オリンピックに向けて急速に変わりつつある。
Author: 王浩 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
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10. ANA地の楽園·杭州へ直行便開設
七世紀から九世紀、中国の先進文化を学ぶために、日本はかつて十九回にも及ぶ遣唐使を派遣した。中国に到達するために、遣唐使たちは身の危険を冒してまでも、大海を船で渡った。その多くは日本の難波港を出発し、東中国海を横断、中国東南部の揚州と明州(今の寧波)に上陸し、そして唐の都·長安(今の西安)へと向かったのだ。当時のルートは、なんと辛かったことだろう。しかし喜ばしいことに、今年三月二十八日、全日本空輸株
Author: 王浩 Year 2004 Issue 4 PDF HTML