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Your search : [ author:本誌·戴徳忠] Total 10 Search Results,Processed in 0.122 second(s)
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1. 肯徳基家郷鶏快餐庁(ケンタッキー フライドチキン)
売上世界記録の日曜日北京の中心、天安門広場から南へ百メートルの、最も賑やかな前門商業区、そこに「北京肯徳基家郷鶏快餐庁」の店がある。ケンタッキーフライドチキンのチェーン店として、中米合弁で一九八七年十一月十二日に正式開業したもの。中国側は北京市牧工商総公司、北京市旅遊局、中国銀行北京信託公司、アメリカ側は米国ケンタッキー·フライドチキン·インターナショナルが出資している。中米合資のファーストフード
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1989 Issue 2 PDF HTML
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2. 企業合併―改革第三次ブーム
「大きな魚は小さな魚を食い、小さな魚は小エビを食う」―解放前の中国では、資本や企業の間の弱肉強食をこう表現していた。このような現象は、一九四九年の新中国成立後は跡を絶っていた。それが、経済改革が深化の方向に向かった一九八八年、また復活してきた。北京ギア工場が五百五万元で北京朝陽金属工芸製品工場を買ったのがその一例だ。これはかつての行政命令による「閉鎖、生産停止、合併、転業」とは異なる。またここ数年
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1989 Issue 2 PDF HTML
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3. 「一工場二制度」を実施
北京捺染工場は一九五八年に創業、従業員総数三千二百八十の大型工場である。綿布、化繊、混紡の生地の捺染、染色、漂白を主とし、同時に衣服用生地、室内装飾用生地等を数多く生産している。これら製品は東南アジア、アフリカ、南米等の七十余の国·地域に販路をもっており、中国では大手の捺染工場である。“後方勤務”が足かせにここ数年来、中国の工業系統で実施した各種の改革によって、当工場も経済効率がかなり向上し、企業
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1989 Issue 3 PDF HTML
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4. “ヨコの連合”で共栄
かつて中国の企業は、互いに壁をつくって、交流することなく、自企業のことのみにかかわっているのが一般的であった。たとえ同じ地区にある同じ業種の兄弟工場であってもそうである。ところがここ数年、このような局面が打破されて、“ヨコの連合”が盛んになってきた。まず、同種の企業は、行政区域、財産所有権(国営、集団、私営等)、規模等に拘泥せず、すすんで連合し、互いに助け合って利益をはかっている。こうして各種各様
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1989 Issue 5 PDF HTML
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5. 東の起点 連雲港
昨年の九月十二日、中国西部の新疆アラ山口駅とソ連のドルシバ駅の間で、中ソ鉄道の軌道接続式が行われた。これによって、世界が注目する二番目の“ユーラシア大陸橋”が全線開通することになる。
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 1 PDF HTML
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6. 中原地区を走る開封―洛陽
鉄道要衝の地·鄭州「二九一」列車は開封駅を発ち、一時間ほどで河南省の省都·鄭州に着いた。トランクや包みを手にした乗降客で、ホームはごったがえしていた。待合室まで人でぎっしりだ。駅前の広場にも人の群れ。出迎えに来た人、見送りに来た人、出稼ぎの農民、旅館をあっせんする人、タクシー運転手、駅弁売り……。実に賑やかだ。中部に位置する鄭州は、「中国の腹部、十省の鉄道要衝の地」として知られている。二つの幹線鉄
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 4 PDF HTML
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7. 関中平原を走る 西安·宝鶏
黄河に別れを告げる「一七一」列車は潼関駅に着いた。ここはすでに陝西省だ。潼関は山西、陝西、河南三省の境にあるので、「鶏の鳴き声三省に聞こえる」と言われている。潼関から宝鶏までは約四〇〇キロ。この一帯は、平坦で肥沃な土地がどこまでも広がっている。関中平原は中華民族発祥の地の一つで、小麦や綿の生産地として有名。また「秦川牛」や「関中ろば」は、良種の家畜として全国に知られている。晩秋のこの季節、車外の田
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 5 PDF HTML
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8. 河西回廊を走る嘉峪関
山に囲まれた「長廊」烏鞘嶺(うしようれい)を越えると、列車のスピードが上がった。車輪の音は高山から流れ落ちる滝のようにけたたましい。まもなく列車は河西回廊に入った。世界にその名を知られているところだ。窓越しに眺める遠方の祁連(きれん)山脈は山頂に雪を頂いて、西へ西へと続き壮観だ。沿線の両側はゴビ砂漠、木も村もない。河西回廊は黄河の西側という意味で、東の起点は烏鞘嶺、西端は甘粛省と新疆ウイグル自治区
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 8 PDF HTML
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9. 砂漠に入る(上)
どこまでも続く黄砂列車は嘉峪関駅を出ると約一時間で、甘粛省最西端の柳園駅に着いた。ここから西は新疆ウイグル自治区。有名な陽関や玉門関遺跡、敦煌の莫高窟へ通じる乗り換え駅として柳園駅は世界的によく知られている。窓外は依然、一望千里の砂漠だ。車内から古典の名曲「陽関三畳」が流れてきた。哀調を帯びた音楽を聞きながら荒涼たる大砂漠を眺めていると、なんだかもの悲しくなってくる。陽関と玉門関は、古代シルクロー
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 9 PDF HTML
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10. 北疆鉄道に沿って
吊り上げられた大橋ウルムチでの取材は終わった。北疆鉄道公司の牛保同さんの案内で、私と馮君はジープに乗り変え、北疆鉄道に沿ってさらに西へと旅を続ける。北疆鉄道は東のウルムチから、西の中ソ国境上にあるアラ山口まで、全長四百五十七キロ。途中、昌吉(チヤンジ)、瑪納斯(マナス)、石河子(シーホーツ)、奎屯(クイトウン)、独山子(マイタグ)、烏蘇(ウスウ)、精(ジン)河を経由していく。鉄道が走る北疆地区は、
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 12 PDF HTML