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Your search : [ author:文·丘桓興 写真·丘桓興 何清] Total 60 Search Results,Processed in 0.089 second(s)
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1. 九華山―「真身菩薩」を今なお安置
山名は李白の詩から中国仏教の四大聖地の一つに数えられる九華山は、初め九子山と言った。大詩人李白がこの山を三回訪れ、百首もの詩を詠んだ。その中に、「妙有(みようう)、二気を分ち、霊山、九華を開く」という一句があり、これによって後人が「九華山」と呼ぶようになった。妙有は、宇宙の本体といったもの。それが陰陽二つの気を生み、九華という霊山を開いた、というのだ。北京から汽車で約千百キロ南下して安徽省の省都·
Author: 文·丘桓興 写真·丘桓興 何清 Year 2000 Issue 5 PDF HTML
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2. 客家の人々と土楼の暮らし
中国東南部の沿海地帯に位置する福建省永定県には、巨大なとりでのような環形、方形の建物が立ち並び、その独特の構造は、世界建築文化の奇跡と呼ばれる。そこに暮らす客家(ハッカ)は、移動の歴史、独特の風俗習慣が世界の注目を集め、今では観光を目的に訪れる人も多い。今回の旅で、私は独特の住居に泊まって数日を過ごし、広東客家の末裔の一人として、まるで、故郷に戻ったような心地になった。土楼が築かれた理由永定県の人
Author: 文 写真·丘桓興 Year 2001 Issue 7 PDF HTML
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3. 銀川の沙湖と西夏王国の遣跡
寧夏回族自治区政府の所在地銀川(インチュアン)は、歴史の古い文化都市である。特に沙湖(シャーフー)の景観と西夏王国(せいかおうこく)の遺跡、西部映画村は観光客に人気がある。砂漠に浮かぶ湖中国の有名な観光地の一つである沙湖は、銀川から北へ五十六キロほどの所にある。西部の砂漠と江南の水郷が一つに溶け合った不思議な景観が目を奪う。わたしたちは遊覧船に乗って、面積八·二平方キロの湖を巡った。真っ青な湖面は
Author: 文·写真 丘桓興(チウホァンシン) Year 1998 Issue 10 PDF HTML
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4. 窰洞のくらし 陜北篇(上)
●巻頭グラフ参照「百里風俗を同じうせず」というように、中国は国土が広く、地域によって自然環境と気候条件がちがうため、人びとの生産活動、日常生活もそれぞれ異なっている。たとえば言語をとってみても、漢族の居住区は八大方言区に分けられる。また、鍾敬文教授(中国民俗学会理事長、中国民間文芸研究会副主席)の見解では、専門の民俗学からみて、漢族の居住区はほぼ十二の大文化区に分かれるという。したがって、風俗、儀
Author: 文·丘桓興 カメラ·魯忠民 Year 1983 Issue 8 PDF HTML
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5. 「閙洞房(ナオドンフアン)」 陜北篇(中)
祝いごとは村じゅうで村の若者、王明鐘さんが結婚の披露宴をあげることになった。庭には「喜棚(シーポン)」―よしずが張られ、臨時の炊事場が設けられている。ブタやヒツジを屠殺するもの、「糜糕」(キビもち)や饅頭を作るもの、窓に切り紙や「囍」の字をはるもの……。みな準備に大忙しだった。お祝いにかけつけたわたしたちをみて、石臼で調味料をひいていた明鐘さんのお父さんが声をはずませていった。「ちょうどよかった。
Author: 文·丘桓興 カメラ·魯忠民 Year 1983 Issue 9 PDF HTML
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6. 剪り紙·麺花·秧歌 陝北篇(下)
窰洞の装飾芸術―勢り紙陝北の黄土高原を旅行すれば、どの家にも窰洞の窓格子や門に剪(さ)り紙が貼ってあるのを見るにちがいない。剪り紙はこの一帯の農村女性の手芸品なのだ。安塞県の農家で、李秀芳さんという女性に会った。彼女は色紙にはさみを入れて鳥や動物、ザクロ、ハス、桃などの花卉をつくってみせた。民話や歴史の故事をえがいたもっと複雑なものもつくることができる。古雑誌にそうした作品がはさんであって、とり出
Author: 文·丘桓興 カメラ·魯忠民 Year 1983 Issue 10 PDF HTML
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7. 華僑のふるさと 福建篇 (中)
古代漢語の“活きた化石”福建にやって来た者にとって、地元の人のことばはまるで外国語のようであって、さっぱり分からない。泉州に着いたその日、宿泊所の服務員は「東挤(ドンジー),傑蹦囉(ジヤボンロー)!」と私たちに声をかけた。同行のカメラマンの魯君もわたしも何をいわれたか分からず互いに顔を見合わせるばかりだった。もし案内者の“通訳”がなければ、これが「同志(トンジー),吃飯囉!」(お客さん、食事ですよ
Author: 文·丘桓興 カメラ·魯忠民 Year 1983 Issue 12 PDF HTML
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8. 海辺のしきたり 福建篇(下)
「封建的なあたま民主的なおなか」山が多く、地形が複雑であるためだろうか、福建は中国でも方言がもっとも多くもっとも複雑な省である。山ひとつ、水ひとつ隔てただけで、もうしゃべる言葉がちがう。方言の違いは、往々にして習俗の違いをともなう。泉州市から三〇キロしか離れていない恵安県の漁村では女性の服装がとても変わっていた。紺色の右前の上衣はきつくて短かく、おヘソがのぞいているほどであるが、黒い絹地のスラック
Author: 文·丘桓興 カメラ·魯忠民 Year 1984 Issue 1 PDF HTML
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9. シルクロードに生きる 甘粛篇(上)
中国の西北部に位置する甘粛省は、古代のシルクロードの通り道である。最近の旅行で記者は、黄河を羊の皮でつくったいかだで渡ったり、ラクダに乗ってゴビ砂漠を跋渉したりして、多くの情趣に富む当地独特の風情を楽しんだのだった。羊の皮のいかだで黄河を渡る甘粛省の省都蘭州(ランチュウ)は、中国の西北部の交通の中枢であるため、毎日、北京から旅客列車四本が出ている。黄河は蘭州市を流れているが、黄河上に船をつなげた浮
Author: 文 ·丘桓興 カメラ·魯忠民 Year 1984 Issue 3 PDF HTML
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10. 砂漠の暮らし ラクダとともに
ラクダは“砂漠の舟”とよばれていた。一、二千年前、ラクダの鈴の音とともに、シルクロードのキャラバンは、中国の絹織物、鋼鉄、茶、陶磁器を西域に運んでゆき、中央アジア、アラブ諸国、ヨーロッパから玉石、真珠、薬材、香料などを持ちかえって来たのである。今では、中国と外国との交流面で汗馬の功労を立てたラクダ隊は、汽車、トラック、飛行機にとってかわられたけれども、甘粛省内の民勤県では、用水路の傍らで水を飲んだ
Author: カメラ·魯忠民 文·丘桓興 Year 1984 Issue 4 PDF HTML