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Your search : [ author:平 耕一] Total 397 Search Results,Processed in 0.122 second(s)
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1. ある遊学生のたわごと
予定していた二年の留学生活ももう終わり。大学院受験失敗で悩んだ一年目。「どうせ人生一回コッキリ。エーイ、ままよ」と大胆軌道変更。「書を捨てよ、町に出よう」とばかりに何にでも首を突っ込んだ疾風怒涛の二年目。それでは突然で恐縮だが日記風に振り返ってみよう。野次馬耕一の留学生日記始まり始まり。十一月二十七日(水)晴れ時々曇り今日は耕一初体験映画出演の日(エキストラだけど)。出演作品は若手監督管虎(クアン
Author: 平 耕一 Year 1998 Issue 1 PDF HTML
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3. 文物古跡の旅を国が推進
中国は五千年の文明史を持つ古い国で、文化的遺産は豊かであり、文物古跡も全国至るところにある。北京の西北郊外では、山岳の上に延々と曲がりくねっている万里の長城が見える。この万人を感動させる万里の長城は春秋戦国時代(紀元前七七〇~前二二〇年)から建築され、二千年もの世の転変を経て、中華民族の古い文明の象徴と認められた。古都西安の東には広大で立派な出土墓―秦の兵馬俑がある。一番広いものは一万四千平方メー
Author: 建平 東平 Year 1994 Issue 3 PDF HTML
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4. ハリコの虎ぶりを見とどけてきた中国人民志願軍
「毛沢東(マオツオートン)同志は論じている―帝国主義といつさいの反動派はハリコの虎である」というこの輝かしい文献をよんで、八年にわたる抗米援朝の闘爭経過をふりかえつてみると、この文献がとりわけ身近かなものに思えると同時に、確信がいつそうつよくなつてくる。中国人民志願軍が朝鮮でアメリカの強盗に痛擊をくわえて勝利をかちとつたことは、とりもなおさず、毛沢東同志のこの思想の勝利であり、志願軍の八年間にわた
Author: 王平 Year 1959 Issue 1 PDF HTML
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5. 時間を追い越す人びと
上海市(シヤンハイ)の西寄りのところにちいさな製鋼所がある。これが上海第六製鋼所だ。わたしがこの工場を訪れたのは、昨年十二月二日の夕方だつた。工場の門をくぐると、烈しい意気込みがみなぎつているのがピーンときた。構内にはひつきりなしにトラツクがゆきかつているし、道路の両側には、耐火材料や銑鉄、鉱滓、石炭などがうず高くつみあげてある。共産党委員会書記の事務室は、細長い廊下を思わせる建物の二階にあつた。
Author: 燕平 Year 1960 Issue 3 PDF HTML
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6. 生まれかわつた農奴の喜び
さきごろ、わたしはふたたび朗当(ランタン)を訪れた。はじめて朗当へ行つたのはつい二、三カ月まえのことだが、そのころ朗当の人びとはすさまじい勢いで三反双減の運動をくりひろげていた(三反とは叛乱に反対し、ウーラ労役制度に反対し、奴隸化に反対すること、双減とは小作料と利息の引下げを実施すること)。わたしはそのとき、チベツトの歴史上かつて見られなかつた民主改革の運動に参加した。そして、村にいた月日はそう長
Author: 郗平 Year 1960 Issue 6 PDF HTML
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7. コマまわしの田师匠
ぶんぶんうなるミツバチの羽音ににたコマの音をきくたびに、そして、上へ下へと手ぎわよくあやつられるコマを見るたびに、コマの名人田双亮(テンシワンリヤン)師匠のおもかげが目の前にうかんでくる。生きるために田双亮は、一歳のときに父をなくし、六歳で母を、そして九歳でたつた一人の身寄りのおばあさんをなくしてしまつた。このかわいそうなみなし子は、東北の瀋陽(シエンヤン)の町かどにひとりぼつちで、とほうにくれて
Author: 蔡平 Year 1961 Issue 9 PDF HTML
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8. 反帝反植民地主義は抗しえぬ時代の潮である
九月一日からベオグラードでひらかれた、二五カ国の参加する非同盟諸国首脳会議は、宣言および「戦争の危険と平和のよびかけ」についての声明を採択して、九月六日成功裏に閉会した。この会議は、帝国主義と植民地主義に反対し、民族の独立と世界の平和をまもるアジア、アフリカ、ラテン·アメリカ諸国人民の運動を促すうえに積極的な貢献をなした。この会議が発した正義の叫びは、帝国主義と植民地主義に反対することがわれわれの
Author: 史平 Year 1961 Issue 11 PDF HTML
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9. 蘇州綉(そしゆうぬ)いのふるさと
蘇州(スウチヨウ)市の環秀山荘(ホワンシユゥシャンチワン)は、有名な蘇州ぬいの揺らんの地だ。芸術作品の展覧会を見に行くような気持ちで、わたしはそこをたずねて見た。中国のししゅうは日本にも伝わっている。人工的な巨石でできたつき山のあいだをとおりぬけて静かな大広間へいくと、ししゅう職人たちの手が、わくに張った布地の上で花にたわむれる蝴蝶のようにおどっていた。大きなまどガラスの外がわにかけてあるうすみど
Author: 古平 Year 1962 Issue 1 PDF HTML
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10. 民族解放運動の偉大な勝利
一九六一年、世界各国人民の帝国主義反対、植民地主義反対の闘いは、またしても新しい大きな勝利をおさめた。いまアジア、アフリカ、ラテン·アメリカの広はんな地域における民族解放運動はまことにすばらしい情勢を呈している。もりあがる民族解放運動アジアでは、日本人民が日米「安保条約」を破棄し、日本軍国主義の復活に反対し、日本の独立、民主、平和、中立をめざす闘いのなかで、いちだんと大きな力をしめした。英雄的な闘
Author: 史平 Year 1962 Issue 3 PDF HTML