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Your search : [ author:写真·文 池倩] Total 528 Search Results,Processed in 0.088 second(s)
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1. 21世紀に緑のプレゼント
北京西直門(シーチーメー)駅前の広場―。「緑家園(リューチアユアン)」と大書きしたのぼりの下に続々と人が集まって来た。七月のある金曜日のタ方のことである。香港の環境保護運動組織「長春社(チャンチュンショ)」の呼び掛けにこたえて、週末の砂漠緑化活動に参加するボランティアたちで、二十人余りの欧米人の姿が目を引いた。保険会社に勤める江洋(チアンヤン)さんは二回目の参加。ボーイフレンドと軽いタ食を済ませて
Author: 写真·文 池倩 Year 1998 Issue 12 PDF HTML
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2. 四川省のスーパー電力プロジェクト
総人口八千万人の四川省ではこれまで電力不足が工農業の発展をさまたげていた。一九八〇年代末の発電量は僅か四百億KWhに過ぎない。四川には山河が多く、開発可能な水力資源は九一六六万KWにおよび、全国の二四·四%を占めるほどである。喜ばしいことには昨年七月、雅聾江に位置する二灘水力発電所の一台目の発電ユニットが稼動を始めた。発電所が完全に完工したあかつきには、四川の電力不足の歴史は終わりを告げることにな
Author: 池倩 Year 1998 Issue 3 PDF HTML
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3. 美容院
土曜日に友人に誘われて北京の首都体育館の近くにある柔婷(ロウティン)美容センターに行った。フェーシャルケアをしてもらった後、わたしの顔の肌のことで美容師がいろいろアドバイスしてくれた。仕事も忙しいし、若い時から肌の状態も悪くないので、美容院へ足を伸ばすどころか、肌の手入れさえあまり気を遣わなかった。美容師の話を聞いたら、自分もいよいよ美容院に通う年齢であることが分かった。資生堂と合弁で作っている柔
Author: 池倩 Year 1998 Issue 3 PDF HTML
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4. 生活の「五大要素」の一つになったテレビ
中国は現在人口十二億余り、三億四千万世帯の家庭がある。そのうち、テレビを持っている家は三億一千七百万、視聴者の総数は十億九千四百万にも及んでいる。普及率ではまだ先進国の水準に達していないが、視聴者の数は世界最大。諸外国のテレビ関係者たちから羨望の目で見られている。テレビは家庭の茶の間に入り込み、中国人の暮らしの中に深く根を下した。衣、食、住、交通に次いで生活の「五大要素」の一つになっている。テレビ
Author: 池倩 Year 1999 Issue 1 PDF HTML
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5. 北京の酒吧街
金山ソフトウエア社に勤める習海波さんは酒吧(チウハー)(洋風の酒場)の常連である。「友だちと二、三人で、うまい酒を飲みながら深夜までだべるのは最高だよ。三里屯の酒吧街に行ってみたら分かるって」と口癖のように言う。異国情緒三里屯は、北京の東部、各国大使館の密集している地区にある南北一キロほどの遊歩道。道沿いに酒吧やレストランが二十軒余り目白押しに並んでいる。近くの横町にも数十軒が散在する。日が暮れる
Author: 池倩 Year 1999 Issue 1 PDF HTML
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6. 上海で「民宿村」体験
上海市の曹楊新村に住む王効農夫妻は、先日一枚の写真を受け取った。差出人は日本の友人斉田輝正さん。昨年、観光客として上海を訪れた斉田さんは、王さんの家に五日間住み込み中国人の家庭生活を体験。この時の交流を通して、王さん一家と斉田さんの間に友情が生まれたのだ。斉田さんのように「名所旧跡を見るだけでなく、中国の普通の人々の生活も体験したい」と願う外国人観光客は多い。これに着目したのが上海市普陀区の観光部
Author: 池倩 Year 1999 Issue 8 PDF HTML
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7. 切り紙工芸家·劉靱さん
北京オリンピック招致委員会が昨年のシドニー·オリンピックの際、中国の切り紙を持参して、招致会場に展示したことが話題になった。切り紙の一部は、国際オリンピック委員会の委員たちにも贈られた。その作者が、劉靱(リュウレン)さん(四四)だ。北京代表文化の一つ劉靱さんの作品に強く引かれた私は、友人の紹介で彼女と会うチャンスに恵まれた。見るからに情熱的な女性で、作品の精緻さはもちろん、その芸術的なセンスも私に
Author: 池倩 Year 2001 Issue 6 PDF HTML
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8. ―『徽州女人』と『香魂女』
今年の春、北京の戯曲舞台で特に注目を集めたのは、安徽省地方劇の黄梅戯『徽州女人』と河南省地方劇の豫劇『香魂女』だった。劇の筋書き、舞台美術、表現方法などに工夫を凝らした二つの劇は、戯曲舞台に新鮮な風を吹き込み、観衆の好評を得た。また、『徽州女人』と『香魂女』が描いた三人のヒロインの運命は、歴史と現実を語るに足る意義を含んでいる。『徽州女人』の筋書きは比較的簡単で、次のようなものだ。清の時代、徽州の
Author: 池倩 Year 2001 Issue 12 PDF HTML
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9. 成熟した投資環境が招く
広東省珠海市で、こんな話を聞いた。企業経営者の山口さんは昨年、日本から夫人を連れて海浜都市の珠海を訪れ、投資環境の実地調査を行った。珠海に魅力を感じた夫人は、滞在二日目に、自分が珠海の会社の社長を務めたいと夫に相談した。そして、即実行するタイプの彼女は、大連にある夫の会社で企業経営の実際を学んだ。華南の産業中心地のひとつ中国に投資する外資系企業の間で、広東省珠海市の知名度は高い。一九八三年、日本ゴ
Author: 池倩 Year 2003 Issue 5 PDF HTML
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10. 滝、少数民族、染物―魅惑の貴州省安順の旅
伝説によると、天の川の一部が地上に流れ落ちたとき、貴州省の黄果樹のいくつかの滝となり、星々は滝の近くに飛び散って多くの湖、淵、山、洞窟などになったという。この伝説通りの美しい風景に加え、少数民族独自の生活や文化に触れられる貴州省が、九〇年代の有力な観光スポットとして注目されるのも当たり前のことだ。この夏、貴州西部の安順地区を取材し、竜宮、天星、黄果樹のコースを回った。黄果樹の滝とミャオ族の人々黄果
Author: 本誌 池倩 Year 1997 Issue 1 PDF HTML